林先生の初耳学:東京のお遍路がなんと〇〇〇?
今年4月から6月国立博物館で23万人が来場した展覧会
日本最古の漫画:鳥獣人物戯図(ちょうじゅうぎが)展や
愛知県徳川美術館で開催されたイベントでは
女性客が9割で入館者が3割増加しています。
思いをはせた女性がどんどん美術館に来ているようで、
今は空前の歴史ブームなんです。
個人的には、男性のほうが多そうな気がしますが…。
そんなブームの中、根強い人気なのがお遍路(おへんろ)です。
お遍路とは四国88カ所の霊場を全てを巡ることで
あらゆる願いが成就すると言われています。
しかしその道のりは1400kmもあり、
車で約10日間/徒歩で約40日間もかかります。
お遍路の途中では10km以上続く昇り坂や険しい峠道など
があり、まさしく修行と言っても過言ではありません。
そんなお遍路に関する出題です。
お遍路が東京でたった20分で巡礼できる
林修先生:初耳学
(正式名称が出てこない)
江戸時代から「短縮バージョン」のやつを作った
というのは知っている…そうです。
ちなみに今回の政界は林先生の考えていた
江戸時代からある短縮バージョンではありません。
これは御府内(ごふない)88ヶ所巡り
たしかに東京でお遍路できるんですが…
こちらも徒歩で1週間はかかります。
ちなみに東京版お遍路…という名前で呼ばれているようです。
…話は戻して…
東京でたった20分でできるのは
これは人気の町のど真ん中の地下にあるんです。
東京でしかもたった20分でお遍路できる場所とは
世田谷区二子玉川(ふたごたまがわ)にある
玉川大師(たまがわたいし)
建立されたのは今から80年前で、初代住職の
「四国まで行けない人にもお遍路と同じご利益を…」
との思いから作られたのが玉川大師なんです。
これに対して本場の四国の住職はどう思っているのか?
…というと
四国八十八カ所の住職としては
「大変良いことであり、是非やっていただきたい」
「大変結構なことです」…と、本場の四国の住職のお墨付きなんです。
ではどうやってご利益を得るのか?
それは玉川大師に四国八十八か所霊場の砂を納めてあります。
その四国88か所霊場の砂を踏みながらお参りする「お砂踏み」
という方法をとるんです。年に2回のお砂踏みで
本場四国のお遍路と変わらない同じ利益を得られるんです。
さらに砂を踏むだけではくて88箇所のお参りができる場所がある
それは本殿から続く地下にあります。
ここでお参りすれば四国88箇所をお参りしたことと同じになります。
先ほどの初耳学にあった20分はここのお参りのことを言っていて
お遍路がたった20分できる地下にはお経がびっしり書かれた壁
さらに奥に進むとそこにはすごい数の石像があります。
四国88カ所霊場の本尊様の写し
そして88体のお仏像の前を歩くこと。
その前を歩くことで同じご利益を得られる
このコースは全長およそ100メートルあり
地下をお参りするとかかる時間は大体20分なんです。
四国で約1400kmの道のりが
東京で約100m…と、お手軽にお参りできます。
林修先生に三田寛子さんから出題
88ヶ所の巡りの88という数字はどこからきているか?
林先生【知ってた】男と女と子供の厄年
男性42歳・女性33歳・子供13歳の厄年を足した数字
林先生からの林返し….
ご利益を得られるお遍路とは
順打ち(右回り)が普通ですが、
実は逆打ち(左回り)の方がご利益を得られる
特に閏年の時は格別で
昔から逆打ちの方が価値があると言われている。
林返し「御存じない?」