関正生講師の世界一わかりやすい英単語の授業 chapre1&2【元東進講師】

世界一わかりやすい英単語の授業　DVD 関 正生 講師（受験サプリ・資格サプリ）
chapter1 なぜ英単語を覚えられないか（大前提編）

関正生先生曰く、英単語が覚えられない理由の多くは
【１】リアリティがない　【２】回数不足
なんだそうです。順を追って説明すると…

【１】リアリティが足りない

retrieve の意味は・・・回収する。取り戻す（取って戻ってくる）
retriever （ゴールデン）レトリバー
＝ハンターが打ち落とした獲物を『持って帰ってくる』習性がある…ことから来ているそうです。

esthetic 美的な。美しい　エステティック

conceal の意味は・・・隠す
concealer コンシーラー⇒にきび・目の下の隈(くま)などの上から塗って「隠す」

ゴールデンレトリバーやコンシーラーを知っている受験生なら
retrieve や conceal は簡単に覚えられるけど、
知らない受験生（つまりリアリティが無い受験生）は意味もなく
暗記をしなくてはならないので中々覚えられないのだそうです。

【２】回数不足
まぁ～回数が少なければ、単語は覚えられないのは当然ですが
１ヶ月で６回は同じ単語に目を通す必要があるようです（Ｂｙ関先生）
また
１．英単語は２～３回目を通した程度では覚えられない。
２．中学校の単語は、今日覚えなくても、後で何度も出てくるので自然と覚えられる。
３．記憶力を良くする手段はないが、単語はやれば覚えられる。
そうです。

英単語をマスターするプロセスに関して…
１．見てもさっぱり思い出せない
２．スペルに見覚えがある　⇒　「覚えていない」ゾーン
３．数秒かけて思い出せる　⇒　「覚えた」ゾーン
４．０．１秒で思い出せる　⇒　「定着」ゾーン

３．で単語の暗記を辞めてしまうと、いずれ忘れるそうです。
そして　忘れる⇒　自分を責める「わたし記憶力が弱いんです・・・」
…という、受験生によくある悪循環を引き起こすのだそうです。
４の定着ゾーンに達するためにも、１ヶ月で６回同じ単語に目を通すことが大事です。
「０．１秒で思い出せる」が、英単語を忘れないゾーンです。

chapter2 スキル編

英単語を覚えるためのスキルとしては次の２点が大事です。
【１】目標は一つに絞る　⇒　まずは意味だけ
【２】「～した方がいい」をやめる
【３】覚えられない単語は自分なりのインパクトを与える

英語で大事なことは英語を見て意味がわかること
覚えたほうがいい意味を全部覚えるのではなく、
覚えるべき意味に絞って覚える…のが大切だそうです。

（１）succeed ⇒　成功
（２）成功　⇒ succeed

まずは英語を見て日本語が分かるようにする。
（１）よりも（２）のほうが４倍労力がかかる…ようです（Ｂｙ関先生）。
英語の意味が分かる１０００個なのか←上記の（１）
英語に翻訳できる　２５０個なのか？←上記の（２）
はじめにどちらを目指すべきか？…を考えると
（１）のほうを目指すほうが「挫折しづらい」ようです。

【２】「～した方がいい」をやめる

派生語、反意語は（はじめ）覚えない
始めからあれもこれも覚えようとすると挫折してしまう。

【３】覚えられない単語は自分なりのインパクトを与える
紙に書く、メールアドレスにする、スマホの待ち受け画面にする・・・など。
スマホの待ち受け画面が英単語…関先生のアイディアもすごいですが
ノイローゼになりそうな…気もします。

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